提供設備概要など(令和3年7月~)

1. 提供設備の概要

 自然科学研究支援開発センター(霞キャンパス)にある設備から9設備(11機器)を提供しています。これらの機種を利用することで、薬剤や物質刺激を直視化に観察し、その細胞や生物の中の動態を詳細に検討し、また、こうした細胞がどのような形で形質転換しているかを観察できるシステムです。それゆえに、実際に動物や人体に薬剤や刺激を加えた時の効果判定だけでなく、個体差や異常反応、副作用などの機序を解明し、これらを実際に動物や人体に投与する以前に予測することができるため、そのニーズや応用範囲は広範に及びます。特に、薬剤開発に関しては必要性が高いものです。
個々の設備の利用には高度な熟練した技術が必要であるため、専属の施設共用技術指導研究員を配置して有効かつ円滑な利用を促進します。また、実験支援の一環として依頼測定も行っています。

2. 提供機器一覧(機器の画像から各機器の紹介ページにリンクされています)

共焦点レーザー走査型顕微鏡

 

セルソーター

共焦点レーザー走査型顕微鏡

共焦点レーザー走査型顕微鏡

セルソーター

セルソーター

質量顕微鏡システム

高速液体クロマトグラフ質量分析計

質量顕微鏡システム

質量顕微鏡システム

高速液体クロマトグラフ質量分析計

高速液体クロマトグラフ質量分析計

次世代シーケンサー(HiSeq 2500)

サーマル電界放出形走査電子顕微鏡

次世代シーケンサー(HiSeq 2500)

次世代シーケンサー(HiSeq 2500)

サーマル電界放出形走査電子顕微鏡

サーマル電界放出形走査電子顕微鏡

3D-SIM超解像度イメージングシステム

セルアナライザー

3D-SIM超解像度イメージングシステム

3D-SIM超解像度イメージングシステム

セルアナライザー

セルアナライザー

質量分析装置

 

質量分析装置

質量分析装置

 

3. 課金制度について

 利用料金については「設備利用料金表」を参照してください。

4. 利用課題の募集について

 利用課題の募集は随時行っております。なお、ご利用予定の場合は、まず北海道大学 創成研究機構 イメージングプラットフォーム推進室にお問い合わせください。お問い合わせ内容によっては、利用装置のご提案をさせていただく場合があります。
イメージングプラットフォーム推進室からの回答の後、利用課題申請書にご記入いただき、課題申請書の審査という流れになります。
なお、研究の内容が生命倫理、ゲノム研究、胚細胞研究、幹細胞研究などの倫理審査を必要とする場合は、広島大学内の各委員会の意見を参考にすることがあります。
また、サンプルによっては利用をお断りすることがあります(例えば、P2以上の感染性サンプルは施設内持ち込み不可です)。

5. 利用者の留意事項

 利用者は以下のことをご了解の上、利用していただきます。

    1. 利用者は、所定の利用成果報告書を提出する義務があります。利用成果報告書には、利用によって生じた発明等に関する報告も含みます。提出先は北海道大学 創成研究機構 イメージングプラットフォーム推進室です。
    2. 利用者は、本プラットフォーム利用において広島大学の職員等との共同作業の中で発明等が生じた場合、その時点で権利の帰属について協議すること。
    3. 利用者は、ヒトゲノム解析等生命倫理・安全に関わる研究を行う場合は、必ず当該研究に関する届出を行ったうえで利用課題申請書にその旨を記載すること。