[使用可]
1個ずつ細胞を光や蛍光色素などを利用してリアルタイムに解析する(フローサイトメトリー)機能に加えて、細胞を分取するセルソート機能を持っています。本装置はデジタル化、自動化されたセルソーターで、操作性の高い細胞分取装置です。
当施設には、FACSAria IIとFACSAria II SORPの2機種のセルソーターがあり、光学系に違いがあります。FACSAria IIは405nm、488 nm、633 nmの3レーザーを搭載しており、最大9色のマルチカラー解析が可能です。一方、FACSAria II SORPでは、488 nm、633 nmの標準的なレーザーに加えて355 nmおよび532 nmレーザーを搭載しています。355 nmレーザーを用いることで、幹細胞解析の一解析法であるHoechst染色を用いるside population(SP)解析が可能です。また、532 nmレーザーを用いることで488 nm励起では十分な感度が得られなかったRFP(DsRed)などを感度良く検出、測定することが可能です。
2019年にFACSAria II SORPに405 nmレーザーが追加され、5レーザー搭載になりました。
(設置場所:霞キャンパス)