[使用可]
イメージング質量分析装置。本装置では、試料として切片を用います。スライドガラス上の試料切片について、MALDI法を用い、レーザー照射位置(測定位置)を変えながら微小領域(μmオーダー)のマススペクトルを連続測定することにより、その微小領域ごとに含まれる分子についての情報を得ることができます。
装置内に組み込まれた顕微鏡であらかじめ試料切片を撮影し、その画像に得られた各微小領域のマススペクトルを重ね合わせることで、試料切片における分子の分布を観察することができます。
本装置では、分子量3,000までの分子について測定することが可能です。
また、前処理装置として、マトリックス蒸着装置iMLayerを設置しております。
DHB・CHCA・9-AAが蒸着可能です。
(設置場所:霞キャンパス)