本事業は、文部科学省主催の「先端研究基盤共用促進事業(先端研究設備プラットフォームプログラム:プラットフォーム名称「顕微イメージングソリューションプラットフォーム」)」の採択にあたり、令和3年7月から北海道大学を代表機関とし、広島大学・浜松医科大学・日立製作所・ファインセラミックスセンター・九州大学・東北大学・名古屋大学を実施機関とした8機関の連携により、先端的イメージング分析装置の共用により多面的な顕微イメージングソリューションを提供するものです。

顕微イメージングソリューションプラットフォームHP(別のタブで開きます)

 広島大学では、一細胞解析を中心に直接細胞をゲノム・プロテオーム解析する世界初の解析技術を開発してきており、細胞個々の薬剤や環境因子への反応性、細胞分裂や細胞寿命、発生・分化・老化解析、成分分析・環境エネルギーなど応用範囲の広い独創的な技術を提供してきました。その解析技術の向上のために、超高解像度イメージングシステムや凍結・生体材料対応の走査型電子顕微鏡を導入し、さらに質量顕微鏡も連動させることで細胞表面から細胞内部までを詳細に解析できるシステムを構築してきました。これにゲノム解析(ゲノミクス)を連動させた解析は極めて有用であり、創薬・健康食品・環境工学など広い分野からの利用実績があります。これからも、本解析システムを基にますます多方面への展開を進めていきます。

 当大学では、このような先端機器の利用を促進するだけでなく、依頼測定も実施していますので、ぜひご利用ください。

◎顕微鏡
共焦点レーザー走査型顕微鏡
共焦点レーザー走査型顕微鏡
3D-SIM超解像度イメージングシステム
3D-SIM超解像度イメージング
サーマル電界放出形走査電子顕微鏡
サーマル電界放出形走査電子顕微鏡
◎質量分析装置
質量顕微鏡システム
質量顕微鏡システム
高速液体クロマトグラフ質量分析計
高速液体クロマトグラフ質量分析計
質量分析装置
質量分析装置
◎フローサイトメーター
セルソーター
セルソーター
セルアナライザー
セルアナライザー
◎ゲノム解析
次世代シーケンサーHiSeq 2500
次世代シーケンサー

過去のセミナー

2020年1月20日(月)に広島大学霞キャンパス 霞総合研究棟7階701号室にてサーマル電界放出形走査電子顕微鏡・3D-SIM超解像度イメージングシステム・ナノピペットシステムセミナーが開催されました。

2019年4月23日(火)に広島大学霞キャンパス 霞総合研究棟7階701号室にてフローサイトメトリーの基礎・アプリケーションセミナーが開催されました。

2018年9月13日(木)に広島大学霞キャンパス 医学部第3講義室にて共焦点レーザー顕微鏡セミナーが開催されました。

2018年6月27日(水)に広島大学霞キャンパス 霞総合研究棟7階701号室にてフローサイトメトリーセミナーが開催されました。

2018年3月2日(金)に広島大学霞キャンパス 霞総合研究棟7階701号室にて3D-SIM超解像度イメージングシステムセミナーが開催されました。

新着情報

2018年7月2日

共用機器の追加および料金改定について

2017年5月22日

平成29年度共用機器の料金改定について

2017年4月3日

平成29年度共用機器の変更について